漫画 「火の鳥」 

 本棚を整理していて、おっ!と思う漫画が出てきたので紹介します。

 手塚治虫さんの漫画で『火の鳥』という作品があります。有名なので知っている方も多いと思います。私は復刻版を購入して読み始めました。物語は、「黎明編」「ヤマト編 」「太陽編」 など色々あり、その時代ごとに主人公は変わっています。主人公はみな悩み、それでも前へ進もうと苦しんでいます。しかし、人生の最後まで運命に翻弄されています。
 
 その中で私が好きなのは、「鳳凰編 」と「望郷編」です。鳳凰編は・・・、一度読んで下さい。本気で泣きます。漫画で涙することは何度もあったのですが、感動する事はそれまでなかったと思います。今でも、心が疲れた時や一人でいたい時に読んだりしています。ここで出てくる主人公も、苦悩します。それでも、生きようとする力強さを感じます。火の鳥の中で、鳳凰編が一番ガツンときました。
 望郷編は、地球を離れエデン17という星で生きようとするロミ。この星で子孫を守るために、精一杯生きた。それは、愛する人の為だったのでしょうか。でも、女だったら好きな人の子供を守るために必死になると思います。やり方はどうであれ、女性として精一杯生きた彼女が好きです。結末をばらしてしまうので、書きませんがラストでの言葉は好きです。やっと幸せに、満たされたのではないかと思っています。

 NHKだったか・・・アニメも放送されていましたね。

 火の鳥を検索していて分かったのですが、角川書店の「火の鳥」はエピソードなど多くカットされているみたいです・・・。う・・・、私が持っているのは角川書店のでした。全巻揃えてしまったので、悲しいです(泣

hinotori2.jpg
 
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