ミスティック・リバー（Mystic River ）

　２００３年の映画。かなり前の作品なんですね。クリント・イーストウッドの監督作品で、アカデミー賞も受賞したみたいです。
　幼馴染のショーン、デイブ、ジミーが路上で遊んでいた時、警官と思われる男性２人組にデイブだけ連れ去られてしまう。数日後、デイブは暴行・監禁されていた場所から逃げ出す。それから２５年後に起きた殺人事件が、またも３人を悲しみへと巻き込んでしまいます。
　冒頭から悲しく苦しいストーリー展開です。そして、大人になっても悲しみをひきずっている気がします。全ては、あの時に人生が決まったかのようです。
　最後は後味が悪く、もう少し何か展開があればなと。まぁ、個人の感想なので人によって違うと思いますが。
　ラストのパレードのにぎやかさとは対照的な登場人物たち。あのあと、どうなったのだろう。ジミーは罪を償う事になるのだろうか。デイブの家族には毎月お金が振り込まれるのだろうか。色々と想像してしまいます。とても、悲しく切ないストーリーでしたが良かったと思います。



　川底に広がる闇が、あらゆる罪を覆い隠す---。
　　

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